世の中の普通~ 貯蓄額 ~
普通に生きてきた私ですが、
そもそも『普通』を知らないことに気づきました
そこで、調べていきたと思います
最初は貯蓄額についてです
1世帯あたりの平均貯蓄額
平均は財務省が発表してくれています
30代は666万円、40代は1024万円なんですね
結構多いなという印象をもちました
さらに老後は、退職金も手伝っているとはいえ
2400万円も持って迎えてるということもビックリです
ただ、各世代で約3割の方が貯蓄がないと回答し、
平均ではなく、中央値という、一番分布の多い層は平均の半額程度
一部の富裕層が平均値を押し上げているという
貧富の差が読み取れる数値なんですね
『普通』になるための月々の貯金額を計算する
ここでは中央値でなく、あえて平均値で考えていきたいと思います
25歳で255万円、35歳で666万円と
各世代の平均貯蓄額を、「5」の歳で実現するように計算してみます
20~25歳
毎月 42,500円
給料も少ない時期にこの額は、大変でしょうね
遊びたいし、オシャレもしたいし、欲しいものも多いときなので、我慢は難しいもの
大卒になると22歳からの就職なので、もっときついですね
ただ、大半が独身で、貯金は自分次第で計画も立てやすい時期ともいえます
ボーナスが出る会社に就職できたなら、難しくないかもしれません
(計算式)
4.25万円×12ヶ月×5年=255万円
26~35歳
毎月 34,250万円
結婚し、子供ができる時期です
貯蓄とは別に結婚資金、出産費用、マイホームの頭金など
大きな出費をしつつ、この金額を貯金するのは簡単ではありません
小さな子供がいて、共稼ぎが難しい時かもしれません
独身であれば、そう難しくない金額にも思えます
(計算式)
3.425万円×12ヶ月×10年=411万円
255万円+411万円=666万円
36~45歳
毎月 29,850万円
子供がいると、養育費にもお金がかかってきて、自然と出費が大きくなる時期です
子供が小学生以上になると、母親も社会復帰をする方も多く
後々を考えて、貯金以外に教育費の積立をするという声をよく聞きます
会社では部下もできて、おごる場面もありそうで、交際費も上がりそうです
独身であれば、収入も増えているときなので、もう少し貯金にまわしたいところですね
(計算式)
2.985万円×12ヶ月×10年=358万円
666万円+358万円=1024万円
46~55歳
毎月 60,600万円
この年代が大問題だと思えるのは私だけでしょうか?
一番大きな金額を貯蓄にまわさないと『普通』になれないのですが、
実際は子供が大学進学時期になることが多く、かなり出費が大きいはずです
最近では子供の自立も遅く、大学卒業後も資金援助する親が多いそうですよ
共稼ぎして母親もバリバリ頑張ってもらわないとですね
独身でもこの金額になると、簡単ではない気がします
(計算式)
6.06万円×12ヶ月×10年=727万円
727万円+1024万円=1751万円
56~65歳
毎月 54,250万円
老後が間近に見えてきたこの年代
子供もうまく独立してくれていれば、夫婦2人で稼げばなんとかなりそうな額です
実際、独身の平均貯蓄額を結婚世帯が超えるのもこの時期です
独身では健康を害する時期が10年ほど早いといわれることもあります
それを考えると、医療費の出費をこの時期から考える必要がありそうです
独身では、この金額の貯蓄が難しいという人も増えそうです
(計算式)
5.425万円×12ヶ月×10年=651万円
651万円+1751万円=2402万円
66歳~
いわゆる『老後』にはいると、貯金をするより
できるだけ減らさないことに努力をむけるようです
年金の支給額はどんどん減っていますが、そんなこと可能なんでしょうか?
最近ではシルバー人材として働いている人も多いようですね
こんな金額は可能なの?
はい、私には無理そうです
そこで考えるのは中央値
平均値の半額をためて、一番多い層のところにいようと努力すると
もう一つの『普通』になれるんではないでしょうか
私の場合、半額なら夫婦ふたりでなんとかなりそうな気もします